ご 挨 拶  終了しました

熊野古道が世界遺産に登録された前年の2003年3月から、伊勢路の田丸を起点として車と徒歩を織り交ぜながら序々に熊野三山をめざし、路傍で出会った情景をテーマとして、初めての連作写真への取り組みを開始しました。
一枚一枚を丹念に、じっくりと情景に向かい合うため、そしてモノトーンによる表現が似つかわしいとの思いから、撮影にはブローニー判(6×7)カメラとモノクロポジフィルムを使用しました。
手軽なデジタルカメラとカラー写真全盛の現代にあって、重く大きな機械式カメラを使ってのモノクロ表現への挑戦は、峠の難所を越えることで功徳を積んだ巡礼や修験者のごとく、何行苦行の連続でした。
このようにして伊勢路を踏破し終え、連作写真「みくま野への道」が完結した2004年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」は世界遺産に登録されました。

この度、「天女座」矢吹紫帆様のご紹介により、まちおこしグループ「松本峠熊野市部会」の企画、「木本古道通りの会」のご協力を賜り、展示させていただくこととなりました。何卒ご高覧いただきたくお願い申しあげます。

   会期:2012年3月25日(日)〜5月31日(木)
   場所:熊野市木本町本町通り 「平岩茶屋」
   内容:4切サイズモノクロダイレクトプリント32点(会期中一部入替) 全作品52点はこちら
   企画:まちおこしグループ「松本峠熊野市部会」
   協力:木本古道通りの会

本展は、2004年に熊野市波田須町の「天女座」などで展示したものを再度展示するものです。

南紀新報3月29日 毎日新聞3月30日 中日新聞3月30日